絞りについて
絞りというのは、フィルムやセンサーに当たる光の量を調節するためのレンズの中の穴のことです。
この穴の大きさが大きいほど光が多く入り、逆に小さいほど光の量は少なくなります。
穴の大きさを微調節するために、絞り羽根といわれる5枚~9枚の複数の金属製の羽を重ね合わせて作られています。
絞りの穴の大きさを表す数値を「F 値」という値で表します。
このF 値で表される数値は、数が小さいほど穴の大きさは大きくなり、逆に数が大きいほど穴の大きさは小さくなります。
ということは、数値が小さいほどレンズを通過する光の量は多くなり、数値が小さいほどレンズを通過する光の量は少なくなるということです。
一般的にF 値を小さくして穴を大きくすることを、絞り開けるといい、F 値を大きくしてレンズの穴を小さくすることを、絞りを絞るといいます。
この絞りの値と穴の大きさの関係は露出に関する部分や、写真の表現としても重要ですから下の図を参照してください。